私が一番初めにバンクーバーを訪れた際、まずそれに驚きました。ある程度の情報はありましたが、
英語圏=白人がいるところ、と何となく想像していました。
留学エージェントからの注意書きも
「ホームステイ先が必ずしも白人のファミリーとは限りません。」と書かれていました。
注意事項にこの様な事が書かれているという事は過去にクレームがあったのでしょうか?
確かに私の場合も、一つ目と二つ目のホームステイ先はどちらもフィリピンの家族でした。
が、どちらも良いファミリーでした。
ダウンタウン付近は様々な人が住んでいますが、エリア毎にそれぞれの特徴があります。
大きく分けると、サーレーは主にインディアン系の人達が住んでおり、リッチモンドは中国系の人が多い地域です。
かつては日本人街もあった様ですが、第二次世界大戦の影響で町が復興する事は難しかった様子です。とても残念ですね。
サーレーは私が住んでいる所から離れているのであまり行く機会がないのですが、リッチモンドは比較的近いので、時々ご飯を食べに行ったり、買い物に行ったりします。大きいショッピングモールもあるので便利です。
リッチモンドへ行くときはスカイトレインを利用するのですが、リッチモンドのエリアに入ると気付けば車内は中国人らしき人でいっぱいになっており、車内から外を見てみれば、お店やビルの看板が中国語の文字で書かれています。そして耳を澄ませば車内では中国語があちらこちらから聞こえてくるのです。
これを苦手とする人もいますが、私はこの変化が好きです。
いつもリッチモンドを訪れる度にこの違いを楽しんでいます。
別の国へ来た様な気がします。
これもバンクーバーの魅力の1つですね。
チャイナタウンという名の場所はダウンタウンにこそありますが、どうやら現在はリッチモンドが拠点になっている感じがします。新しいマンションなどもたくさん建設されている様なので、これから益々大きくなっていくのではないでしょうか。